Press It/Taemin Full Album


T「2016はアーティストとしての自分を確立する年にする」と話していたテミン。あの夏にミニアルバムでソロデビューして一年半。さらに大きく、彼個人の個性、音楽性が凝縮した10曲の音源と、多くのMV、PV、ティーザーフォトが公開された。

2016/2/22-より次々と衝撃的な映像・画像が公開され、期待値も上がり、Showcase や音楽番組へと繋げ、今までにない姿が予測された。音への拘り、細密化されたダンス、PVの中の演技・表現、、そして「自己の二面性」と「自己愛」を表現した一枚。言葉がなかった。
衝撃と共に、今の彼の美しさと、制作側の拘りも痛感する。テミンというアイドル・アーティストから想像する「弱さや柔らかさ」とあの強烈なダンスパフォーマンスやシャウトするボーカルからくる「強さや拘り」、誰よりも「ストイック」で「練習量」「準備への拘り」が、この一枚に凝縮した、と感じた。

実際のアルバムは、本人による10曲の選曲、初めての作詞作業、LAでのPV撮影、そして話題を呼ぶブルーノ・マーズのpress itの楽曲提供を受け、ステレオタイプというプロヂューサー集団や、LDN(ロンドンノイズ)などの海外アーティストやプロヂューサーとの作業、、これをグループ活動と、日本ツアーの間に行っていた。

本人はどこまで自分らしさがあらわせただろうか?、という心配もよそに、現在は韓国の歌番組で快進撃の一位を勝ち取っている。

ラジオ・サイン会・バラエティ番組などプロモーション中で休みないスケジュールをこなしている。

T「Dangerの時よりもより自分に近いアルバムになった」「作詞もした。onebyoneはファンを思って」などshowcaseで述べている。

そして素敵なのはダンスと彼らしさを重視して、より「シンプル」で色を抑えた衣装がより楽曲の「切なさ」を醸し出す。

T「SHINeeでは見せられなかった姿」で勝負をかけ、初一位獲得時に「まだまだ[努力]する姿で皆さんの期待に応えたい」など話していたテミン。

どこまでも、いつまでも、その姿は「華麗」で「変化」と「成長」に驚愕させられる。

彼の今好きなジャンルの楽曲達が、また新しい彼の姿が、ファンの心に光を投げかけ、彼の新しい成功がこの先に続く道を照らすように祈るばかり。そして、たまには休息日を与えてもらえますように。