我が家のご飯

ゆっくりと一日中娘と二人きりで家で過ごすのは久しぶりだった。
朝ご飯はブリティッシュ風に本にあるようにオレンジジュースも添えてみた。
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左は本よりとあるB&Bより 右は盛り付け下手な我が家
BGM替りにDVDをかけて家事モードに入る。来客の予定だったので、隅々まで片付けていた。我が家はまだ、7月から大掃除の途中。散らかしていた物をただしまうだけではつまらない。CDを整理し、食器も少量模様替えしてみた。処分という作業がなかなか自分には苦手である。しかし、今年はある程度は見切りを付けなくては、、と心には決めている。もっと住みやすい我が家をぼんやりと構想をねっている。ずっと諦めてきたインテリアもやる気お越しに雑誌や手帳、本で刺激のスパイスを春先から自分に振りかけている。家族が増えても宿の機能も必要である。
次の10年を、更なる先も見て焦らずに考えたい。もっと暮らしやすく、落ち着ける自分の空間にしたい。
しかしきっとまたイギリスに行きたくなる。こうしてぐっと耐えているのかもしれないが、考えようによっては日本にイギリスを持ち込んでしまえばいい、と思い始めてきた。
もっともっとイギリス人のようにゆっくりと豊かに暮らしたい。そんな矢先、午後に来客が中止になった。ベランダの花を剪定ししっかりと肥料もやった。存分に娘とYouTubeやDVDを見て、お好み焼きを焼き、豚汁のうどんに心底温まった。
ふいに「来月どこかに泊りで行きたいね」と機嫌の良い誘いがあった。お家ご飯は人を優しくする。

こんなお菓子(学校での留学生からのお土産だそうだ)を二人で笑って食べた。たくさん話しをした。忙しさから勇気を持って離れ、暮らし方をかえ、自分の生き方を振り返る。子離れ=お一人様での将来を考える。それがここ数年のテーマだと思っている。