ウィリアム•モリスと出会う


今回はウィリアム•モリスについての旅です。どこかで触れていても実は良く知らず、始めての展覧会は五年位前の上野でした。この時このブルーに小鳥の柄の「いちご泥棒」のクリヤケースを買ってずっと大事に使用していました。また、モリスを紹介した本を読んで、彼が「アーツ&クラフト運動」を先導し「モダンデザインの先駆者」と呼ばれていた事も知りました。
そして、昨年のロンドンでまだ行った事ないヴィクトリア&アルバート美術館で、また出会う事ができました。
そこは、駅をおりると、石造りの古くて広い地下道。もう既にここから古さにドキドキとワクワクで心拍数が上がります(笑)地上に上がると、左右に立派な博物館が軒を連ね、正面にはあの有名なロイヤルアルバートホールが赤い丸い屋根を覗かせていました。また機会があるなら、もっと時間をかけてこの辺りも来なきゃ、と実感。
美術館に入りその壮大さに足はすくみました。どこから?,,先ず目に飛びこんだのは、お土産店でのカレンダー!あの大好きな小鳥のデザインです。ここに来ればいるんだと、実感しました。帰りにお買い上げし、我が家の1年はこのカレンダーでしたよ。
次に案内所でモリスの展示について聞きました。一つがカフェルーム、更に展示室の二カ所にいけばいい、と親切に教わりました。そして気持ちを落ち着かせる為に、先にカフェでひと休み。素敵な中庭の先に普通のカフェと、更に代表的な三人のデザインで装飾されたカフェルームがありました。
ここはモリスフアンなら、必見の価値ありです!!日本もこういうデザイナーとのコラボカフェをやってほしいと、心で呟きましたよ(*^^*)本物とティータイムが過ごせるって、こんな贅沢ないですよね。夢のようなひとときでした。お隣のデザインルームも移動していいというので、ため息をつき天上の装飾を眺めながら紅茶を頂いていました。

つづく