働き方を変えた先に見えてきたもの

専門職になる為の学校を卒業してから、止むを得ない時期を外すとずっと社員として働いてきた。それが色々あって、考えての末に、現場のみの非常勤になり、早10ヶ月になった。
正直、キツイかな⁈といつも自問自答はしている。どこかの段階でもっと上を目指せたんじゃないかと自分を責めたりもした。勉強したら?とか、面接に行けば?、と問いかける事も少なくない。
ところが今の状況に、不満があるとしたら、単純に給与が安過ぎる事だけ。他の不安や不満は、とりあえず、自分なりの攻め方で、何とかクリアした。どうせ定年まで働いたって、いづれ年金生活がまっている。人より何年早かったかは分からないが、周りが見渡せる間に、家族との時間、自分の時間、身体を守れた事が最大の糧になっている。
今、こうして時間がある度に、我が家の中を見渡し、片付けをしていくと、走り続けた日々が走馬灯の様に蘇る。しかし、明らかに優先順位が変わり、物を捨てる行為に迷いが消え、フルタイム時代の自分を見直すいいきっかけになっている。悪い連鎖は断ち切り、一段落したら、今以上に落ち着ける我が家にしたい。自分を高める新たな空間と時間に期待したい。
(注:様々な地域活動、子育て期、研修などの冊子や資料を処分しました)